博士課程に進学した人のレポ←ある
社会人博士のレポ←まあある
社会人博士が経験した体調不良のレポ←ない
ということで、今年度(D2∧社会人)経験した体調不良をまとめます。
これは自戒でもあって、明らかに去年より体調不良になる頻度が高くなっているので、まとめとこうというのが本当の意図です。体調不良のあとのカッコ書きは、私が思う体調不良の原因です(医者からそう言われたわけではない)
4月:歯痛(ストレス)
6月:歯痛(ストレス)
7月:風邪(論文執筆)、以降慢性的に胃腸の調子が悪くなり始める
9月:風邪(ひみつ)
10月:原因不明の高熱、関節痛(一月くらい過労だった(研究、業務ともに))
こうしてみると、実にさまざまな体調不良に悩まされていることがわかる。……とか言ってる場合ではなくて、明らかに体調不良が起こりやすい状態になっているわけなので、まずはこれらに対する原因を考察します。
原因①:行動不能でない限り、行動できるバイアス
→まあ要は行動不能にならない限り無限に頑張り続ける病になっている。特に9-10月はひどかったです(自戒)。
原因②:ストレス要因を予見できてない
→前似たようなことを述べてる(https://fired146.hatenablog.com/entry/2025/08/29/190000)んですが、今回の体調不良のうち、いくつかは事前に体調不良につながる可能性が十分に考えられた。いやまあ考えられてないんだけど。とはいえ、その「考えられてない」というのにも
1.ストレッサーとして認識はできていたけど、体調不良へつながる危険性を過小評価していた
2.そもそもストレッサーとして認識できてなかった
のような種類があると思っており、基本的には1が多いものの、今年度は2があったのが珍しいなと思っている。
原因③:体調不良を突発的イベントだと思っている
なんかこう、体調不良の要因を一つの要因に帰属してしまったけれども、基本体調不良って色んな要因の重ね合わせと思う(ex.睡眠不足×業務逼迫)。単体ではギリギリ誤魔化していても、重なるといよいよ誤魔化しきれなくなって、結局体調不良という形で身体がツケを払っている感じがする。
というMECE(言いたいだけ)でもなんでもない原因を挙げたところで、これまたMECEでもなんでもない対策を挙げてみる。
対策①:忙しくても週1日は仕事も研究もしない日があった方がいい
あえて指針レベルではなく、行動レベルの粒度で対策を書いてみた。できれば苦労しねぇのはその通り。できないことがあるのもその通り。まあ週1とは言わないし、うまく半休が取れればそれでも良いけど、月2-3は完全オフみたいな日がないと多分もたない。
1週間フルで稼働することは理論上は可能だし、してしまうけど、それは文字通り毒饅頭であって、そうしてしまうとまず間違いなく身体に跳ね返ってくる。
対策②:N月は危険、くらいな粒度で常に意識しておく
ストレッサーを常に意識しながら対処するのは無理(特に起きる前から予見するのはなおさら厳しい(諸説あり))なので、これまでの経験を基にあらかじめ「危険な月」をリストアップしておけるとよい(大概自分の分野の論文であったり、国際会議、学会だったりを逆引きすれば忙しくなる月はわかるはず……)。業務都合で忙しくなりそうな時期があればそこも入れたい。
自分の場合3,6,7,9月あたりは割とあやしめ。年1/3ヤバくて笑ったけど、まあそういうこと。大抵やばい。
対策③:ストレッサーが重複した時点で負けだと思う
なんとなく、この世のストレッサーが大中小の3つに分けられるとすると、体調不良になる条件は以下のように整理できそう。
定義
ストレッサー(大)は、それに複数日かかりきりにならないと解決できないようなものを意味する。心理・身体的な拘束時間が長く、ある程度馬力を出すことを覚悟させられるもの。
ストレッサー(中)は、負荷はかかるけど、それ単体でかかりきりになるほどではないもの。心理・身体的な拘束時間も短く、複数日にわたって継続的に悩まされることはない。
ストレッサー(小)は、それ単体では大したことがないようなもの全般。
命題
・ストレッサー(大)は2つ重なると体調不良になる。
・ストレッサー(大)とストレッサー(中)がギリギリ(継続してこの状況になるべきではない)
・ストレッサー(小)はギリギリの際のとどめとして働く可能性がある
証明
略
例えば、いくつか抱えている仕事のうちの一つが(大きめの案件)の締め切りが逼迫しており、かつ論文締め切りが重なっている場合、ストレッサー(大)が2つあるのでこの時点で体調不良になることが確定する。回避するには対策①のように休憩日を作るか、ストレッサー(大)を分解して、心理的にはストレッサー(中)だと思い込ませるようにしないといけない。
ごちゃごちゃ述べたが、結論としてはストレッサー(大)が重なった時点で、「要警戒」ではなくて「負け」であるということが言いたい。
以上がN=1の経験から導き出された対策だったけど、突き詰めれば「持続可能な研究生活を送る」ということに尽きます。本当に。
週1で休みは必要だし、ヤバい月は把握しとくべきだし、「要警戒」のラインを2段くらい落として常にバッファを持たないといけない。
その生活の先にきっと持続可能な研究がある、多分。